一重の芍薬

一重の芍薬


 芍薬というと、ピンクの丸い多弁の花(バラ咲き、洋芍薬)を想像するけれど、
 緑の庭から送られてきたのは こんな一重の芍薬

 ちょうど、昨夜寝ていたら足がつりました😢、という臨月の女性とお話したところ。
 (うちの店主は時々なぜかカンが良い)
 腓返りに使われる漢方薬に、芍薬甘草湯があります。生薬図鑑*によると、芍薬は、補血作用(血の少ない部位に血を集める)という局所の血不足の解決にすぐれ、強く収縮して痛みを発する筋肉を弛緩させてくれる。
 薬に使われる芍薬はどんな花をつけるのか?と、想像した一コマでした。

 日本に芍薬が渡来したのはずっと古く平安時代以前で、以降、安土桃山の戦乱の世から江戸時代には観賞用として栽培され盛んに品種改良されてきました。古くから愛されてきたのですね。
日本生まれの芍薬は「和シャクヤク」と呼ばれ、一重咲き、翁咲き(内側に小さな花弁をぎっしり抱える)などさまざま、またヤマ芍薬という野生種もあるそうです。

 昼間は暑くて薄着なのに、夜~朝は温度が下がっていて日中の気温差が大きくなっています。知らずに体がこわばっていたり、オンライン仕事で画面の前に長時間居座っていたりと、どうも肩こりをこじらせてしまったので、今日はフィトを試してみました。

ティザンヌ:マジョラムをベースに(あれば)ジュニパー
   身体を温めて、老廃物の排出を促す
マッサージオイル:植物油にローズマリーやウインターグリーンを数摘
  (***妊娠中の方はジュニパー、ローズマリーをお控え下さい***)

+++それにしても、気温差の大きい4月。体調にお気を付けください+++

投稿者: hi!sante

ベランダから街のハーブ薬局へ

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